スペイン娘クリスティーナの金銭護身術

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<p>カナダのトロントでホームステイしている時にスペイン人のクリスティーナというキュートな24歳の女性知り合いました。お国柄か、自分の身をまもるあらゆる護身術をもっていました。その中の2つを紹介します。</p>
<p><span style=エピソード1

クリスティーナからの学び
その1 おかしいと思ったことはとことん突き止める。

 帰国の日、ホームステイ先から空港までタクシーで行くことになりました。タクシーのおじさんは感じの悪い人で、こちらからお願いしても料金メータをつけませんでした。不信に思い「なぜつけないのか」ときくと「NO Problem!」と一点張り。何度聞いても「問題ない」という返事だったので仕方なく黙っていました。しかし、いやな予感が的中。最後の料金請求で25ドルくらいを見積もっていたのが70ドルを請求されたのです。確かにホストファミリーも空港までのタクシー料金は大体25ドルくらい言っていたので、私達にはその請求は不正であるという確信がありました。「どうして? おかしいでしょ」とタクシーのおじさんに言いましたが、「seventy dollars」としか返事が返ってきません。そんなやりとりをしばらく続けていたところ、クリスティーナが、突然車を降りて行きました。何をするのかと思えば、彼女は、たまたま目の前を歩いていた警察官を引き止め、事情を話し始めたのです。「彼が○○から空港までを70ドルっていってるんだけど、普通はどのくらいが妥当?」とわざと運転手に聞こえるように大きな声で・・・。それを見たタクシーのおじさんは「いやいや、セブンティ($70)でなくてセブンティーン($17)の間違いだよ」と慌てて訂正しはじめたのです。そうしてこの件は解決しました。

この事件以来、「おかしいことはおかしい」といえることができるようになりました。それ以降、損をすることも無くなりました。

エピソード2

スリスティーナからの学び
その2 納得いくまで情報を集める

 クリスティーナとニューヨークに行こうということになりました。トロントからニューヨークまで格安航空券を使って往復4万円です。ホテル代は別。こんなものだと思って納得していた私は、即決して「これにしよう」と言ったのですが、クリスティーナはなかなか「yes」と行ってくれませんでした。クリスティーナは「他も探そう」とあらゆる旅行会社を歩き回りはじめました。

 どこを回ってもだいたい相場は同じくらいだし、予定日も迫ってきたし、そろそろ決めないといけなかったのですが、クリスティーナは、ぎりぎりまで旅行会社を回ったり、学校中の生徒に「私、ニューヨークに行きたいんだけど安くいける方法しらない?」と聞いて回っていたのです。しかも、全然知らないの生徒まで・・・。その行動力には脱帽しました。その甲斐あって、ある人が「中華街に安いツアーがあるよ」と教えてくれたので行ってみることにしました。たどり着いたところ・・そこは錆びれたビル。入るのを躊躇している私を横目に、涼しい顔をしてクリスティーナは先に入っていきました。外見とは裏腹に、中は案外ちゃんとしたオフィス。後から中華街にはそういうところが多いことに後で気づきました。そしてその旅行会社で、3泊4日15000円のトロント~ニューヨークのバスツアーを見つけました。これ以上安いツアーはないというくらい一番安いツアーでした。

 参加者はみんな中国人のため、ガイドは全て中国語でしたが、ホテルも十分キレイで大満足の旅を味わうことができました。これも、クリスティーナが情報を頑張って集めた努力のおかげ。
 納得できるまで情報を集める。私は多くのことをクリスティーナから学びました。

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