高校生の娘が最近バイトをしたいと言い始めた。
洋服やメイクに興味を持ち始め今のお小遣いでは足りないと言う。
表参道でストレートパーマをかけ、
渋谷で109の服を買い、
好きなように買っていれば小遣いが足りなくなるのは当たり前だわね。
幸い、 勉強の方は私が言わなくても勉強するように育ってくれたので、
あまりうるさく言わなくて済んでるのだけれど、
バイトすれば勉強がおろそかになるの間違いないし、
そもそも通っている高校では、バイトは禁止されている。
娘にこうを伝えてみた。
「今バイトして1万円とか稼いでも、それで 勉強時間が確保されていなくて浪人してしまえば、浪人で予備校に行くのに100万円はかかる。
浪人したことで、本来稼いでたはずの社会一年目に初任給300万~?(仮)がもらえない。
だからトータルで400万円の損失になるのよ。
今のお金が欲しくてバイトしても、全体で見れば、もしかしたら400万の喪失になるかもしれない。」
と伝えてみた。
「うざい!」とひと蹴りされた説教も、少し効果があったのか、
「じゃあ家の手伝いでいくら小遣い足してくれる?」
というので、
「得意の皿洗いはどう?それで、あなたはいくら足して欲しいの?」
「プラス1000円。」
ということで決着がついた。
私は夕食後に食器を洗わずにすみ、
彼女は月々の小遣い+プラス1000円を得た。
(夢を追うための浪人は仕方ないと、私は密かに思っている。)
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