2人に1人が借りている奨学金で、苦しめられている人がたくさんいます。どうやったら奨学金を受けないで、子供たちを進学させることができるのか??私の失敗談や経験を振り返って、この方法なら、実現できる!という方法を提案したいと思います。
今回のテーマ。「奨学金に頼らず教育費を貯める方法」
社会人1年目から300万円の借金からのスタート
現在、奨学金を借りている人の借入総額312.9万円なんですね。社会人1年目から借金300万円でスタート。ということは、大学生までに300万円を貯めておくことができれば、奨学金を借りずに済むかもしれません。
滞納・延滞するとブラックリスト
日本学生支援機構の方針として「3か月以上、奨学金の返済を滞納している人」は、ブラックリストにのります。全体の6%が該当していて、将来、住宅ローンが組めない可能性もあります。こんなリスクも潜んでいるということも知っておきたいことの1つです。
マイナススタートでいいの?
社会に出るとき、マイナススタートで本当にいいの?できれば、マイナススタートさせたくないというのがやっぱり親の気持ちですよね。
プランを立てる
そのためには、奨学金を利用しない覚悟でプラン設計をする必要があります。
いつから貯める?
こちらのグラフは、住友生命HPより抜粋しています。教育資金の準備開始時期(サラリーマン世帯対象)では、誕生日に45%の家庭がスタート。 幼稚園・保育園入園前で15.9%スタート。半数以上の家庭が小学校入学前から教育資金を意識して準備しています。
300万円18年間でためるには・・・
じゃあ、300万円を18年間で貯めるためには、月々いくら必要なのでしょう?
3,000,000÷18年÷12か月=13,888円
月々13,888円。
収入アップ?
月々13,888円を確保するために、収入を増やす、副業する、投資するなどの方法もありますが、これらは、不確実だし、現実的には難しいことが多いですよね。
確実な方法は?
じゃあ、確実な方法は?これから提案する方法なら、だれでも確実に貯めることができると思います。
児童手当を貯めると?
中学3年生まで児童手当がありますね。この児童手当、仮に所得制限なしでフルにもらったら、いくら貯まるか計算したことがありますか??
児童手当
児童手当をすべて貯めると約200万円!
300万円18年間でためるには・・・
児童手当分 2,000,000円を引くと、残り1,000,000円を貯めればいいことになります。
月々4,329円
なんとかなりそうじゃーん。と思うのですが、
そうはうまくいかない
それが、なかなかうまくいかないというのも現実です。その問題点が、次です。
教育費かけすぎ?
子供の将来に期待して、高校卒業までに教育費をついついかけすぎてしまうのです。
子供の習い事にかける1ヶ月の費用
子供の習い事にかける1ヶ月の費用ですが、ベネッセ教育総合研究所の調査によると、小学校1年年生11,600円。学年が上がるごとに習い事の金額が上がっていき、中学3年生で25,900円とピークになります。
でも、私のまわりから聞いている感覚からは、実際にはもっとお金がかかっている印象です。それが次です。
中学生から塾の勉強が本格的になり、夏期講習、冬期講習などで塾費用が高くなり、高校受験前、大学受験前は、さらに塾費用は高くなります。
夏休みの夏期講習は、中学生は10万円、高校生は、20万円。かなり高額です。
中学1年生から高校3年生まで塾に通うとなると、塾代で総額320万円以上費やしていることになるんですね。
この時点で、奨学金300万円が捻出できるほどのお金を払っていることになります。
私の失敗談
塾に行けば成績が上がる?
ほんと、コレ、私の失敗談でもあるのですが、塾に入ってもらって子供が勉強してくれていると、親って安心するし、成績も上がっていくのでは?と期待しちゃうんですよね。
子供は、学校と塾に追われる日々、テキストの山で消化しきれず、塾に行っているけど、それほど成績も上がらず、
子供も「やめたい」といったので、塾はやめました。
そこで、考え方をシフトしたんですね。それが次です。
塾なしでも大丈夫な環境を整える
塾なしでも塾を活用しているような勉強ができる環境を整えました。特に中学の時は、部活や塾など忙しすぎると思います。自宅学習ができるツールを使うことで、
塾とのWスクール状態から解放され、規則正しい生活が送れるようになりました。ただ、「やる気を維持させる」のはなかなか難しところはありますが・・・。
とくに、スタディサプリでは、勉強の遅れを取り戻したり、数検3級対策、高校受験対策にも役立ちました。
市販の教材購入
市販のテキストもいろいろ試してみましたが、一番よかったのが、教科書準拠のテキストです。定期テスト対策や受験対策にも多いに役立ちました。
高校まで学習費用にお金をかけ過ぎない
今回、児童手当を確実に貯蓄しながら、教育費のかけすぎている部分を見直して、将来の大学資金を貯めていく方法を紹介しました。
今は、塾をフル活用しなくても、オンラインで格安で上質な授業を受けることができる時代になりました。
今の教育費を見直して、もし、可能であれば、格安なオンラインのツールなどを活用してみるのもよいと思います。
14日間無料なので、お試しする価値はあると思います。
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